787系「つばめ」惜別乗車の旅 (part8)



 こちらは、川内川です。
 これを渡ると、肥薩オレンジ鉄道の終点の駅となるところです。
 そう、 川内(せんだい)駅に着きました。

 ここから、また鹿児島本線が始まるのです。
八代〜川内間のみが肥薩オレンジ鉄道の路線となり、他は、JR鹿児島本線なのです。
 うわさの肥薩オレンジ鉄道の車両が、いました。

 試運転で、すぐに八代方へ発車していきました。 車内は、セミクロスシートでしたね。
ちなみに、電車ではなく、ディーゼルカー(気動車)です。
 川内を出ると、グリーン車は、2人しかいなくなりました。

 ちょっと車内を散策をしてみましょう。

こちらは、デッキです。木目調となっております。
でも、電車の中とは、すぐに思い浮かばないですよね。
 乗り込んでから、グリーン室内は、このようなガラス戸から入っていきます。
 グリーン車は、格上であることを教えてくれますよね。
 16時54分、終点の 西鹿児島駅に着きました。
 約4時間、でも、全く長いとは感じない、「つばめ」の旅でした。 

この駅も、3月13日以降は、鹿児島中央(かごしまちゅうおう)駅と名称が変わります。
 すでに、行き先表示には、博多行きとなっておりました。

 3月13日以降、このTSUBAMEのロゴマークはどうなるのでしょうか?
 わたくしは、西鹿児島駅に直結しているJR九州ホテル鹿児島に泊まる事にしました。
 駅前のほうが何かと便利ですからね。
 部屋は、8Fでした。

 室内から、九州新幹線の鹿児島中央駅が見えます。 しかもホームまで見えていました。
 下を見れば、在来線のホームが見えます。
お、先ほど、乗っていた「つばめ」が見えますね。
 これは、九州新幹線の鹿児島中央駅の駅舎ですが、ガラス張りにまとめられており、現代の駅舎と言った感じですよね。
 まだ、時間がありますので、再び、放浪します。

 17時25分発の博多行き特急「つばめ」に乗ります。

 鹿児島ゾーンの切符を持っておりますので、先ほど、通過した出水駅までは、特急の自由席に乗れます。
 こちらが、自由席の車内です。

普通の自由席もかなり良い座席です。 フットレストや読書灯が備わっております。
 17時51分、 串木野(くしきの)駅に着きました。

 西鹿児島駅では、天気が良かったのですが、串木野駅に来たら、雨が降っていて、しかも激しく降っていました。
そのため、散策は、あきらめ、すぐに来る普通列車まで待つことにしました。
 串木野駅には、動輪と銅像がありました。
 でも、暗くなってきたので、写真をとるのも大変になってきました。
 こちらは、串木野駅の駅舎です。
 なんとなく、特急が停まるような感じがしないのですが、そこがまたいいですよね。
 少し遅れて、18時02分発の八代行きの普通列車が到着しました。
 475系の3両編成です。

初めは、ラッシュ時なので、かなりの混雑?を予想しておりましたが、全くそんなことが無く、ガラガラでした。
 久しぶりに急行型の普通列車に揺られ、19時27分、出水駅まで来ました。

 途中乗り込んでくる高校生がたくさんいても、混雑することなく、快適に過ごすことが出来ました。
 再び、19時34分発の西鹿児島行き特急「つばめ」で折り返すのですが、なんと、案内によると、10分遅れ…。

単線なので行き違いによる遅れが、広がった…と言った感じでしょうか?
 自由席も結構混んでいました。
 なんとか席を確保することが出来、阿久根付近で、ワゴンサービスが来たので、このような「つばめワイン」と「めんたいチーズちくわ」を頼みました。

 アルコールにちくわ!が九州ではツウと言うのを聞いたことがありますので、わたくしもそれにならいました。

 ワインとちくわを口に運びながら、暗い車窓を眺めます。




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